客がいる企業が顧客1stを考えないことはありえないと思う件
先日、久しぶりに腹が立ったことがあった。
担当しているお客さんへ案内をせねばならないのだが、以前どんなふうに対応したのかや、どういう手順でやるのか、ということがわからなかったので、その対応の内部処理をしている部署に話を聞きに行った。
「過去にそのお客さんはどのような経緯でこの作業に至ったのか」の確認をしたら、
「そんなのは客に聞け」と突っ返され、
さらには、
「確認するのは俺たちの仕事じゃない、客の相手はお前たちの仕事だ、そんな経緯を調べる時間はない」
と概ねそんなことを言われた。
久しぶりにカチンときた。
とにかく腹が立って、話しても埒があかなかったので、こっちで確認する!!と、憤ってその部署を後にした。
確認は別に構わないし、なんだってやれる。
連絡することだって別にかまわない。
ただ、お客さんと話をする時に「前にはこんな経緯だったのだが、どうですか?」と聞いた方が、相手に失礼ではないし、きちんとした対応ができるはずだと思ったので、詳しい場所に相談しに行ったのだ。
これはもちろん自分の感覚ではあるが、0の状態でなんの引き継ぎもされてないというのをひけらかすのはお客さんに失礼だし、誠意を見せるのが筋なんじゃないか?と思った。
だから、できる限りのことをして、話をしようと思っていたのに、まさかの社内でお客さんの立場に立たずに、知らない、自分の仕事じゃないという輩がいるのが本当に虚しくなった。
お客さん対応していて、人によっては「この人細かいなぁ」とか、「個人的に友達にはなれないよなぁ」とか、私も人なので個人的に思うことはあっても(笑)
そのお客さんを不満足にさせるようなことを絶対にしないように、
どこに目を向けなくてはならないか、相手がどこを重視しているのかをとにかく考えて行動するようにしている。
人によっては、あまり連絡したくないと思う人もいるし、たくさん連絡してほしい、ちゃんとしっかり気を配ってほしい、という人もいるだろう。
それは人の特性だし、客対応している以上、そういうのをちゃんと察して対処しなくてはならないと思う。
だからこそ、誠意を持ってお客さん対応をするべきだし、そういう一つ一つの積み重ねが、信頼を生み、利益を生むのだということを忘れてはならないと思う。
当然お客様に対して、できないことをできないというのは大切だ。
なんでも受けては、共倒れになる可能性もあるからだ。
だからこそ、相手との信頼を築くことが求められる。
私は顧客や周りの人のことを忘れて、自分の目線でしか物事を語れない人間にはなりたくないと思う。
もちろん、相性はあるから、自分のことを嫌う人はいるだろう。
それこそ、自分で力量を見極めて、自分がそこに追いつけるか、出来ないかを見極めるのも大事だと思う。
人とのつながりとは本当に難しい。
こう書いたが、裏を返すと「俺たちの仕事じゃない」とか言っても生きて、給料を維持できるやつらだって実際にいるわけだ。
生きることに答えなどないのはわかってる。
だが、なぜかその理不尽さを感じてしまうし、生きている以上、そういう考えも否定してはいけないのかもしれない。
最近、自分の気持ちと周りの感情のギャップにすごく苦しむことが多い。
こうやって人は、鬱になるのかなぁとも思う。
だからこそ、自分が信じる道を進むだけなのかもしれない。。